マイズナーテクニック未経験者・経験者ともに参加できるオープンクラス。全３日間。
初歩から始め、最終的にマイズナーテクニックを活かしてダイアログ（２人の会話シーン）を演じます。

演技についてよく言われる「与えられた状況設定のなかで生きる」ということは、具体的にはどういうことでしょう？
このワークショップではリピテションエクササイズを通して、その瞬間相手から受けて生まれた衝動で動き、関わる技術を鍛えます。

（リピテションエクササイズ：ペアになりパートナーを観察し、相手の挙動を言葉にし、お互いその言葉を繰り返すことで、思考を取り外し、本能と繋がった真実味のある演技を目指すエクササイズ。サンフォード・マイズナーが考案した）

演技モードの良い声で喋ったり、自分の感情やアイデアを表現することにこだわるのではなく、相手にフォーカスし、相手から受けた衝動に忠実に反応する練習をしていきます。
「作業と準備」に取り組み、自分自身を使うことで「目的」や「障害」、さらには「行動」について見ていきます。
マイズナーテクニックにつながる要素があるゲームも取り入れることで、反応の良い状態を目指します。
初心者の方にも分かりやすく丁寧に説明します。

このワークショップで得られること

マイズナーテクニックがどんなものか体験できる。
常に相手に意識を向ける力が鍛えられる。
非言語的／言語的コミュニケーション両方に取り組める。
考えがちなクセをなくすことができる。
自分でやろうとするのではなく、相手に動かされるという感覚を得ることができる。
自分の個性を発見できる。
言葉の意味にとらわれないセリフのやりとりができるようになる。
台本読解のキーとなる、スタニスラフスキーシステムの「目的」「障害」「行動」が学べる。
常に「今」にいることができる。

講師プロフィール