このWSの概要
集中コース経験者に「シーンをもっとやりたい」という声がとても多かったので、シーンに特化したWSを開催します。
マイズナーテクニックをベースとして、台本を持った読み合わせ、役の身体の探求なども取り入れながらシーンを演じることを探究していきます。
ハラスメント防止ガイドライン
西村壮悟および、西村壮悟が主催するマイズナーワークショップはあらゆるハラスメント、特定の属性を持つ個人や集団を対象にした差別的発言・行動に反対します。
「共に創作をする、あるいは共に演技トレーニングをする仲間の存在価値を認め、敬意を払う」という価値観を最重要視します。
まず、当ワークショップで行うマイズナーテクニックは主となるリピテションエクサイズが「そのとき相手から受けた刺激によって生じた衝動のままに反応する」ものである特性上、身体接触を全て禁止とすることは演技トレーニングとしての効果を損なうため、しません。
健全なトレーニングを逸脱することを起こさないために、まず上記の価値観を参加者の方にも周知するとともに、参加者が安全に取り組めるようにルールを設定します。
【ワークショップが安全で健全に進行されるよう以下の対策をとります】
全ての参加者が心理的に安全と感じられるような環境を作るようにします。
具体的には、
・ワークショップ内で行うエクササイズは参加者個人のセクシュアリティ・年齢・経験等に配慮して進行します。また、上記のような参加者個人の属性に基づいた差別をしません。
・エクササイズの意図やルールを説明します。
・講師は参加者に対して暴言や暴力、恫喝、強要、威圧的な態度、無視等の行為をとりません。身体的な接触は指導のために必要な場合だけ、社会通念上適切な箇所にのみ行います。
また、リピテションエクサイズにおいても、その他のエクサイズにおいても、身体接触がある場合は事前に説明をします。(基本的に講師は参加者に許可をとってから身体に触れますが、緊急の場合は許可をとらずに参加者の身体に触れて止める場合があります。例:参加者同士の意図しない危険な接触や怪我を避ける場合)
・エクササイズの内容に不安がある場合、参加者はそのエクササイズへの参加を拒否することができます。また、講師は参加者の意見に合わせてエクササイズのルールを変更する等の対応を努力します。
・参加者の方に性的表現や不必要な身体的接触を要求したり、あるいはプライベートな事柄を開示するよう要求することはしません。
・台本を扱う際、性的表現や身体的接触、あるいは暴力が書かれているような場合、それを実行するよう求めることはしません。
・エクササイズに対してのフィードバックや感想など意見交換をうながし、どの参加者も発言の機会が得られるようにします。
・参加者にも他の参加者や講師に対するハラスメントや暴言、暴力等の不適切な行為を控えていただくようお願いします。万が一上記のような行為があった場合には、ワークショップを進行する講師として断固とした対応をとり、場合によってはその方の参加をお断りし、退室していただきます。
・万が一、参加者間でエクサイズを逸脱するようなハラスメント行為が生じた場合、講師および主催者は迅速かつ正確に事実関係を確認し、被害者に対して適切な配慮の措置をとります。また加害者に対しても適正な措置をとるとともに、再発防止のために必要な措置を講じます。
・参加者からいただいた連絡先へ、ワークショップの告知以外で連絡を取ることはしません。
・参加者から進行に関してご意見や苦情をいただいた場合には速やかに対応をとります。
・このガイドラインは、随時ふり返りを行い、必要に応じて改訂していきます。
・ワークショップに関するご意見や苦情は講師にお伝えいただくか、または以下の指定相談窓口にご連絡ください。
【指定相談窓口】
演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会
メールアドレス:helpsekuhara@gmail.com
HP:http://nosekuhara.com/
主催者からのメッセージ
テクニックを実際のシーンに活かすために集中コースでは段階を踏んでいきましたが、実際の稽古場では演出家や劇団によって稽古方法が様々で、毎回そこでのやり方に合わせていかなければなりません。
今回はリピテション以外にも、役の目的や行動の分析、言葉のイメージを探る等、よく稽古場でトピックになるような要素も取り上げていくつもりです。理想的には、シーンを早い段階で決めて台詞をある程度覚えた状態でスタートしたいと考えています。
このワークショップを受けるメリット
- ポジティブで安全な環境のなかで失敗や批判を気にせず挑戦できるので、自分の表現の幅を広げることに集中できる。
- 自分発信の演技ではなく、相手を受けた演技ができるようになる。
- 参加者の共通言語であるマイズナーテクニックの感覚を活かして質の高いシーンの演技を探究できる。
コロナウィルス感染防止対策を取りながらの開催です。
- 参加人数上限を通常時よりも減らします
- 検温を実施し、37.5℃以上の方は参加を見合わせていただきます。
- 手指の消毒、手洗いにご協力いただきます
- 不織布マスクを常時着用といたします
- 可能なかぎり常に換気をします
そのほかにも、主催者が必要と見なした対策を実施する場合があります。
対象
マイズナーワークショップ集中コース経験者
日時
2022年
10月 | |
24日(月) | 10:15~15:00 |
25日(火) | 13:00~17:00 |
27日(木) | 13:00~17:00 |
28日(金) | 13:00~17:00 |
31日(月) | 13:00~17:00 |
11月 | |
1日(火) | 10:15~17:00 |
2日(水) | 10:15~16:30 |
NG、遅刻・早退はご相談ください
会場
東高円寺のスタジオ
参加費
19,000円
- 「早期割引」 2,000円引き
10月3日までに参加費ご入金がお済みの方 - 「U25割引」 3,000円引き
25歳以下の方で10月18日までにご入金がお済みの方
参加
お申し込み方法
メールにてお申し込み。
so5246ra@gmail.com まで、
件名を「シーンクラス参加申し込み」とし、本文に下記を明記のうえ、ご送信ください。
- お名前(ふりがな)
- ご年齢 (例)「30代中頃」等、だいたいで結構です
- ご連絡先(電話番号とメールアドレス)
- (もしあれば)期間中のNG、遅刻・早退
- 健康状況や身体的なことなど配慮が必要なことがもしもありましたら可能な範囲でお書きください
- 上記の割引適応希望の方は、その旨お申し出ください
その後、こちらから返信いたしますメール記載の銀行口座に参加費をお振り込みいただき、ご入金の確認が取れた時点で、ご参加が確定し、参加枠が確保されます。
メールのお申し込みだけでは確定とはなりません。お申し込み時に空きがあってもご入金まで間が空いてしまった場合、後から申し込まれた方が先にご入金され、枠が埋まってしまうこともありますのでご注意ください。
キャンセルポリシー
開催前に参加者の皆様にアンケートをとり、プログラムとシーンを準備します。
・開催11日前までのキャンセルは、ご入金いただいた参加費全額返金。振り込み手数料を差し引いて返金させていただきます。
なお、WS開始10日前以降から以下のキャンセル料を頂戴します。
・10月15日以降 参加費の50%
・10月23日以降 参加費の100%
(コロナ感染の疑い等による止むを得ないキャンセルの場合、次回以降のWSの参加費にあてることができます)
定員
8名 先着順
最少催行人数4名。参加希望者が4名に満たなかった場合は各日の時間を短縮、または開催をキャンセルさせていただく場合があります。
マイズナーワークショップ講師プロフィール
西村壮悟 (にしむらそうご)
小劇場から商業演劇まで幅広く出演。文化庁新進芸術家海外研修制度で2017年から約一年間ロンドンに留学。ジェレミー・ストックウェル氏、スコット・ウィリアムズ氏、木村早智氏に師事。2018年よりホスピタルシアタープロジェクトに参加し、主に障碍を持つ子どもと家族のための演劇を創作。2020年は、オンライン演劇『音の世界』を演出、Kawai Project リーディング『リア王』に出演。エイベックス・アーティストアカデミー講師。2021年-2022年新国立劇場こつこつプロジェクト『テーバイ』に参加。
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